プロフィール
兵庫県出身
97年に信州にIターン 安曇野市在住 ホームページ 写真工房 道 リンク集 平野虎丸のブログ 林野庁の林業暴走 山と野鳥が大好きなAmamiさんのフォトブログ フォトダイアリー信州 安曇野通信 日本アルプスの情景 カテゴリ
全体自然 写真 山 安曇野 森林 写真展 その他 以前の記事
2017年 05月2016年 06月 2016年 03月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 02月 2014年 11月 2014年 10月 more... 検索
タグ
写真展
写真
ブナ
森
森林
安曇野
環境
林業
森林税
ブナの実生
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
人がやってきたこと
各地で大きな地震に見舞われています。土砂崩れや大雨による災害も後を絶ちません。松本地方でも地震があり被害も出た。コンクリートやアスファルトか割れたりブロック塀が倒れたり・・・もともと自然界には無かった、人が造り出した不要なものだけが壊れた。いよいよ人間にカタチを変えられた自然が本来の姿に戻ろうとしているのか。 防波堤や砂防ダム、河川の護岸工事や治山対策など、安全対策をすべてコンクリートに委ね、それまで森や川や、そこに棲む生き物たちが果たしてきた役割をすべて人間が取って代わり、それを仕事にしてきた。しかもその不完全な仕事は「手入れ」というさらなる仕事を生み、ゴミを生む。自然を壊すことで発生するバランスの崩れ、それを治す作業を「仕事」と呼び経済を回してきた土建屋国家。原資はすべて税金です。 ついでに言うと人間は「子育て」という動物の本能も仕事にし、年老いた親の世話をするという他の動物には無い人が人である部分さえも「介護」という仕事にしてきた。ご丁寧に資格まで作ってね。 飲み水はスーパーで買い、きれいな空気も金で買い、安全には金がかかるもの。人がやらなくてもいいことを仕事にして、人が当たり前にやって来たことは他人に託して仕事にし、これまでタダだった自然の恵みも金にする。この国が経済大国になるためにやって来たことはそういうこと。雇用をつくりだすというのはそういうことだったんじゃないでしょうか。 話が膨らみすぎるので森の話に戻して次回に書きます。 昨日まで撮影で、森を流れる川を歩いてました。 轟音を響かせ落ち続ける滝を見ながら、毎日これほどの水量が流れ続けても、なぜ水は無くならないのか。原生林の多様な樹木やそこに飛び交う鳥の声を聞いていると、人が何も手を加えなくとも完璧にバランスされた自然の森、なぜこれじゃダメなのか?と考えてしまいます。
by michiyuki176
| 2011-07-07 00:42
|
ファン申請 |
||