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兵庫県出身
97年に信州にIターン 安曇野市在住 ホームページ 写真工房 道 リンク集 平野虎丸のブログ 林野庁の林業暴走 山と野鳥が大好きなAmamiさんのフォトブログ フォトダイアリー信州 安曇野通信 日本アルプスの情景 カテゴリ
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人がやってきたこと パート2
過剰な植林や林道建設で、森を壊し山が保水力をなくした結果おこる土砂崩れや洪水、農業用水の不足などの人災を天災のように装い、それらを補うためのダム建設や河川改修工事など、コンクリートの建造物が必要不可欠なもののように思い込まされ、自然と引き換えの公共工事により成長してきた経済大国。自然に挑み、ねじ伏せる行為を人類の英知だと賞賛して来たメディアによる洗脳。普通に考えれば儲かるはずもない補助金頼みの日本の林業が莫大な赤字を出しながらもこれまで存続してきたのもうなずける。
自然を壊すことで成し遂げた経済成長など、己の血肉を喰らうに等しい行為であり、国土の狭い日本では尚更です。そんなバカげた行為が続くはずも無く、その繁栄は僅か一代限りで終わってしまいました。戦後の復興やその後の高度経済成長を支えてきたと胸を張る団塊の世代と呼ばれる人達。とんでもない勘違いです。戦後の成長期を謳歌したに過ぎません。たった一代限りの繁栄のために日本人が受け継いできた自然も文化も未来さえも売り払ったことになります。この先もこの国が生き残っていて歴史を振り返えることが出来たなら、未来の人々は今の時代のことを急ぎ過ぎた戦後復興の副作用だったと言うかも知れません。これから生まれてくる子供たちは何もかも無くしてしまったこの国で莫大な借金だけを残されて生きていくことになるのですから。 年々激しさを増す自然の猛威、植物や動物の異常行動など、成長の行き詰まりによる破綻の前兆は大震災以前からいくつも見えていました。にもかかわらず経済の縮小どころか、地球温暖化を煽り原発推進の追い風にしてきた政財界とそれに加担する学者たち。地球の危機さえも利用して成長を図る愚か者達です。 コンクリートで地球の動きを止められるはずもない。大地は動き続けているという当たり前の認識をもって安全を考えなければ何度でも悲劇は繰り返される。 先日、ある人からわが家のツバメのことを訊かれました。 毎年わが家に来ていたツバメが今年は来なかった。ここ数年は隣の雑木林に棲む大きな鳥にやられています。そのことは去年もブログに書きました。 http://michiyuki7.exblog.jp/14667478/ 初夏の頃、古い巣の周りを飛びまわっているのを見て、 「もう来るな。ここへ来てもまたやられるだけなのに・・・」 と思ってたのが通じたのでしょうか、時々わが家の古巣を懐かしむように飛んで来るけど、今年は別の場所に巣を作ったようです。よかった!よかった! ガキどもは今年もやる気マンマンで僕を待ち構えてたのに、残念でしたー! ツバメたちでも二度三度とやられれば四度目には考え直すのに、人間は何度痛い目に会えば懲りるのでしょうね。 これほどの悲劇を目にしてもまだ 原発は安全だ必要だという学者や財界人が理解できない。 見せかけの脱原発で人気取りを企む政治家は信用できない。 真実を報じられないメディアは始めからあてにしてない。 では何を信じればいいのか? それは自然です。謙虚に自然からのメッセージに耳を傾け、感じることが出来るよう自分の感性を磨くことだけです。 アートカフェ清雅での写真展は17日まで開催中です。10日の15時からはコンサートもあります。ぜひ見に来て下さい。
by michiyuki176
| 2011-07-09 00:26
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