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兵庫県出身
97年に信州にIターン 安曇野市在住 ホームページ 写真工房 道 リンク集 平野虎丸のブログ 林野庁の林業暴走 山と野鳥が大好きなAmamiさんのフォトブログ フォトダイアリー信州 安曇野通信 日本アルプスの情景 カテゴリ
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環境問題。地球、日本、安曇野・・・
近頃、テレビや新聞で環境問題の話題を目にしない日はありません。
やれ地球温暖化だ、世界的な異常気象だと、世界だ地球だと規模の大きな話になってしまい、その原因も責任もどこか遠いところにあるように思ってしまいませんか?おまけに、CO2が何トンで、何パーセント削減と、目に見えず実感のない数値ばかりです。 北極の氷など見たこともない人がほとんどです。 そして、何の実感もないまま、そんな数値までも企業のイメージ戦略に利用されているように思います。「確かに大変なことのようだが、何が原因で誰に怒っていいのか?」国民の怒りの矛先は巧くかわされているような気がします。イージス艦やマッサージチェアなど、怒りの対象がはっきりすると国民もマスコミも大騒ぎなんですが、なんかおかしいですね。 「環境が悪化しているのは確かだが、世界的に悪化しているのでしょうがない。」「自分達だけが悪いわけじゃない。」本当は深刻なことなのに、世界や地球という言葉が逆に安心感につながっているようにも思えます。むしろ日本だけならもっと深刻で、国民はもっと怒っているのかも知れません。たしかに地球規模で環境は悪化していますが、世界中で同時発生的に問題になってきただけで原因はそれぞれにあるのです。少なくとも日本でおこっている様々な問題の原因はごく近くにあると思います。 機械や農薬に頼り効率最優先の農業。まるで農業機械のための農業です。 森の自然を破壊して杉を植え、それを森林と呼ぶ林業。 需要もないのに木を植えて、蒔きストーブだ、割り箸だと、使え使えと煽っています。植えっ放しで大赤字の林業はまるで林道建設のための林業です。植える木など本当は何でもいいのでしょう。 海を埋め、コンクリートで固められた干潟。海を埋めても山を削っても、要は工事ができればそれでいいのです。 多くの生き物が絶滅しました。雨は降らず、山は渇き、空気は乾燥し、大雨や土砂崩れなどの災害が続発します。花粉が散乱し、アレルギーや皮膚炎が蔓延し、免疫力をなくした人間に今度は鳥インフルエンザの恐怖です。(ホントに怖いようですよ) 子供たちから森も川も砂浜も奪っておいて、どうやって外で遊べというのか。 欲のために物言わぬ弱い動物を殺し、増えすぎたら個体調整だと殺すことを正当化する大人を見てどうやって優しい心が持てるのか。 利害がある関係者には、それぞれに言い分もあるでしょうが・・・ 永い時間をかけできあがった自然のバランスを壊したり、補食目的以外で動物を殺したり、絶滅させたり、誰が考えても正しいこととは思えません。専門家と言われる人がいくらデータや資料を持ち出して屁理屈をこねても、それは変わるものではありません。 イジメや虐待、物言わぬ弱いものを簡単に切り捨てる格差社会、これら人間社会の渇きの原因の多くは環境破壊にあるような気がします。そしてそれらを押し進める最大の原因は人間の欲。経済成長にあるのでしょう。 便利な世の中はもういらない。ちょっと立ち止まって本当の豊かさを探してみませんか? 北極の氷や、CO2は見ることはできませんが、もっと身近で目に見えるものに怒りを向けてみませんか? 僅かに残った本当の自然の素晴らしさを知ることから始まります。 3月28日〜4月2日 写真展をやります! 場所は安曇野市豊科町サティ3Fのサティホールです。僕の見て来た森を語ります。 タイトルは 行きずりの瞬間(とき) 〜かつてブナはいちばんふつうの雑木だった〜 見に来て下さい! 〜かつてブナはいちばんふつうの雑木だった〜
by michiyuki176
| 2008-02-26 22:52
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