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兵庫県出身
97年に信州にIターン 安曇野市在住 ホームページ 写真工房 道 リンク集 平野虎丸のブログ 林野庁の林業暴走 山と野鳥が大好きなAmamiさんのフォトブログ フォトダイアリー信州 安曇野通信 日本アルプスの情景 カテゴリ
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桜情報の途中ですが・・・
今日も一日気温が上がらず、安曇野の桜の開花は停滞したままのようです。
というわけで、今朝の新聞に農林業と環境「考える一助に」と題して、こんな記事が出てました。 信大教員20人の研究成果を出版 信大農学部と同大大学院農学研究科の教員20人が、農林業や環境の研究成果を 「食と緑の環境科学−農林業の多面的機能とその活用」にまとめ、信濃毎日新聞社から出版した。 学部長は「暮らしと密接にかかわる農林業と環境について、理解を深める一助になれば」と話している。 以下はその記事からですが、 「緑と環境」では、近年相次ぐツキノワグマの人里への出没や、農林業被害と言った問題を取り上げた。野生動物と人との生活空間を隔てる里山のような「緩衝帯」を整備することや、野生動物が出没しにくいよう除間伐を徹底することの必要性を記している。 何度読んでも意味がよく解りません。 クマが里に下りてくるのは奥山に餌になる木の実がないためでしょう。そうでなければ臆病なクマが、怖い怖い人間がいる里に下りてきたりしません。「クマが出没しないよう、奥山の自然を回復する必要がある。」となるのが自然な文章だと思うのですが・・・なぜ結びが「整備や間伐が必要」となるのか?クマの出没と間伐にどういう因果関係があるのか?知ってる人、教えて下さい! 以前に、「災害防止にはブナやケヤキ、トチノキなどの広葉樹が望ましい」という報告がされたという記事の時も、結びは「間伐の大切さを再認識した」というものでした。何が何でも整備や間伐が必要というところへもっていきたいようです。記事の内容と最後の結びがおかしくないですか?なんか広げすぎた展開を最終回で無理やり収めてしまう下手なドラマのようです。最近、僕が気にして見てるせいか、特に目立つような気がします。 国立大学の教員が20人も集まって出した成果が、何が何でも「整備」を押し進めて、土木県長野の再建を目指す村井知事を後押しするだけのもの、というのも困ったものですが、こういう記事を書く記者の人はもっと困ったものです。新聞や大学教授が言うんだから・・・と、考える人は多いですから。 どちらの記事も記者の名前は出てませんが、新聞記者と言えば文章をまとめるプロでしょうに・・・最近、テレビでも新聞でも、記者の能力が落ちてると感じることが多いです。僕も何度か取材を受けたことがありますが、取材をする前から書く記事を決めてしまってます。取材はそのために必要な言葉やデータを拾うだけ・・。言葉を聞いて、感じて書くということができない新聞記者が多いように思います。記事を書くプロがそうなんですから、記事を読む側が、何も疑問に思わないのも無理のないことかもしれません。 先日、2011年から小学校の授業で英語を教えることが決まったというニュースを聞いたばかりですが、もっと国語を教えた方がいいかもしれません・・・ 最後に桜情報です。 昨日お伝えした三郷北小倉の枝垂れ桜、今日の10時の画像です。 無理やり撮るんじゃなく、もっと旬を気にしてみては、と言う気がします。ほかにもいい桜はいっぱいあります。その日、その瞬間の出逢いと感性を大切に。行きずりの瞬間(とき)ですね。 堀金の桜並木や梓川の釈迦堂の枝垂れ桜も満開です。光城山の桜並木はちょうど真ん中あたりまで咲きました。 明日からもできるだけ新しい情報をお届けしますが、情報はあくまで情報として、それぞれの出逢いと感性を大切に・・・
by michiyuki176
| 2008-04-20 01:07
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