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兵庫県出身
97年に信州にIターン 安曇野市在住 ホームページ 写真工房 道 リンク集 平野虎丸のブログ 林野庁の林業暴走 山と野鳥が大好きなAmamiさんのフォトブログ フォトダイアリー信州 安曇野通信 日本アルプスの情景 カテゴリ
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久々の夕立に・・・
暑い毎日が続いてます。暑さに弱い僕にとってはたまりません。11年前にあまりの暑さに耐えられなくなり関西から安曇野に逃げて来たのに、今度は何処へ逃げればいいのか?テレビを見てると北海道も暑そうだし・・・日本語しかできないので外国では暮らせないし・・・そんなことを考えてしまうような今年の夏です。
そんな中、数日前に夕立がありました。激しい雨に加えて落雷もあったようですが、久々に夕立に遭いました。夕立が去った後の澄んだ空気と涼しい風、空に広がる夕焼けを見てとても懐かしい気分になりました。 「そういえば昔はこんなんだったなあ〜」 子供の頃、家の前の公園で野球をしているといつも必ず夕立に遭い、野球を中断して雨宿りしたもんです。ちょうどその時間になるとやって来て野球に加わる豆腐屋の兄ちゃんも一緒に雨がやむのを待ってました。そして雨が去った後の涼しかったこと。 先日の夕立はそんな昔の記憶を思い出させてくれました。 子供の頃、夏には毎日のように夕立ってありましたよね。冷たい雨が、熱せられた地表の温度を下げてくれ、地中や草むらに蓄えられた水は翌日の太陽でまた蒸発して雲になり。また雨を降らせる。そんなふうに水は小刻みに循環していたんですね。 コンクリートだらけの今の都会には、水たまりはなく、水がしみ込む土も雑草もなく、降った雨はすぐに地下に消えていきます。雨は降らず、降ってもすぐに渇いてしまいます。なかなか降らないからいったん降り出すととんでもない大雨となり災害に至ります。 世間では夏の暑さも、乾燥も、災害もみんなまとめて異常気象と呼び、CO2とやらのせいにして、省エネやエコを煽り、それを排出しない新製品の電化製品や車を売りつけようと熱心ですが、本当の原因はもっと身近なところにあるのです。都市化をやめ、森林破壊をやめ、便利さやスピードを求めず、他人と比べることをせず、他人に勝とうとせず、自然にそって暮らしていければ、数十年後には、今起きてる問題はほとんど解消しているような気がします。 今朝の新聞で映画監督の山田洋次さんが書いていました。 強くなんかなくていい。 自然を壊し道路やビルを造って、人間は凄いだろうと威張るのももう違う。もっと静かに生きると言うか、ブレーキをかける必要がある。 まったくそう思います。 ウイスキーのCMで「何も足さない、何も引かない」というのがありましたが、なにも引かないってゆうのはちょっと難しいかも知れませんが、そんな感じで生きていきたいですね。何もしなくていい、何も残さなくていい。僕は僕が出会った感動だけを写真に残せればそれでいいのかな・・・ その記事には、寅さんみたいな役に立たない男はどこかで首でもつって死んでしまえという時代になった。寅さんも家族の一人、地域の一因と認める寛容さを失っている。とも書かれています。ちなみに僕は昔から寅さんの大ファンです。山田洋次監督は僕が一番好きな監督です。中学三年の時に見た「幸せの黄色いハンカチ」はその後の僕の人生に大きな影響を与えました。あの映画を見なければ、北海道を旅することもなかったし、今こうして写真を撮ってることもなかったと思います。 そのことはまたいつか書いてみたいと思います。
by michiyuki176
| 2008-07-31 01:24
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