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兵庫県出身
97年に信州にIターン 安曇野市在住 ホームページ 写真工房 道 リンク集 平野虎丸のブログ 林野庁の林業暴走 山と野鳥が大好きなAmamiさんのフォトブログ フォトダイアリー信州 安曇野通信 日本アルプスの情景 カテゴリ
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酷寒の撮影
久しぶりに撮影に行ってきました。標高2000メートルの美ヶ原台上の朝の気温はマイナス14度。谷から吹き上げてくる風のため、体感的にはそれ以上に感じます。夜明けにはまだ一時間以上もある星空に向かって歩き始めると、雪原が月と星の明かりを反射して蒼く、ヘッドランプ無しでも充分に明るい。大地の蒼と空の蒼が直接交わるそこにいると、丸い地球に立ち宇宙空間と向き合ってる気がしてきます。
この時期の撮影にはちょっとした覚悟がいります。家を出る時すでに充分寒いのに、そこから更に1500メートルも上るのだから相当不安になるのです。夜に出かけて車中で眠るのですが、翌朝、目が覚めるとまずホッとします。 雪に足を取られて何度も転んだり、地面から吹き付けてくる雪混じりの風は痛いくらいに強く、呼吸も苦しい。歩いてきた足跡もすぐに消えてしまい、実際に危険だしやっぱり怖い。行くのやめよかなと、いつも思うのです。でも、いざそこに立ってしまうと、そんな不安な気持ちはすべて消え、今日はどんな光景に出逢えるのかというワクワク感で一杯。もっと寒くなれ!と酷寒の寒さを楽しんでさえいるのです。 冬の写真は他の季節よりも気象条件によるところが多いものですが、写真が撮れても撮れなくても、今年もまたこのフィールドに立ち、寒さを楽しめたことがなにより嬉しいのです。
by michiyuki176
| 2011-01-29 00:22
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