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兵庫県出身
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森林整備。その言葉の嘘
今日の信濃毎日新聞の社説に「森林税の論議を深めよ」という記事がありました。論議が足りないということですが、森林整備が必要なことに異論は無い。税の導入も理解できるということのようですが、僕には理解できません。まずこの森林整備が必要という前提から議論しないと始まりません。森林が大切なことはまちがいないのですが、森林とは何か?整備とは何か?の理解が足りないように思えます。何度も言いますが、本当に森林として機能するのは落葉広葉樹の自然林なのです。森林と林業は違うのです。防災林として水源保全として、二酸化炭素対策として必要なのは天然の雑木林なのです。そしてその雑木林を伐採して金になる杉の人工林に替えてしまったのが林業なのでは?雑木というのは雑草と同じで勝手に生えてくるのです。放っておけば自然に生えてくるから天然林というんですよ。お金なんか掛らないんですよ。手入れをしなければ育たないから人工林。だからお金が掛るんですよ。皆さんの家の庭、雑草だらけにするの簡単ですよね。お金なんか掛らないですよね。雑木も同じ、何もしなければいいんです。こんな簡単なことなのに・・・それでも森林整備は必要ですか?
ところで最近、この問題に限らず、なんとなく良さそうな、優しい言葉でごまかされてませんか? この整備という言葉が曲者なんです。良くなるような気がしますよね。でもこれまでこの整備という名のもとに繰り返される自然破壊を嫌というほど見てきました。公園整備も遊歩道整備も河川も・・・。 整備だけではありません。他にも郵政では簡素化という名の値上げ、また合理化という名の弱者や地方の切り捨て・・・等々。 もういい加減に優しそうな言葉に騙されるのやめませんか?
by michiyuki176
| 2007-12-06 15:19
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