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兵庫県出身
97年に信州にIターン 安曇野市在住 ホームページ 写真工房 道 リンク集 平野虎丸のブログ 林野庁の林業暴走 山と野鳥が大好きなAmamiさんのフォトブログ フォトダイアリー信州 安曇野通信 日本アルプスの情景 カテゴリ
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by michiyuki176
| 2014-10-08 00:11
![]() 普段、僕たちは何をもって雨の激しさを知るでしょうか? アスファルトを叩く音、家や車の屋根を叩く音、あるいは処理しきれずに排水溝から溢れる雨水など…元々自然界には存在しない人工物に当たった音で雨の強さを知り、そしてその人工物が壊され災害となる。 この高台から眼下の原生林を見下ろすと、視界が白く煙るほどの激しい雨も、音もなく静かに森に消えてゆく。隙間なく覆い尽くされた葉が雨を受け止め、雨は樹々を介してスポンジ状の地面に吸い込まれてゆく。 森に降る雨はとても静かです。 ここではどんな雨もすべて恵み 豪雨災害などという言葉はない。 ![]() 広島で起きた大惨事をラジオで知りました。翌日になってTVや新聞の映像を見て驚いた。もっと山奥の集落の出来事だと思ってたからです。映像を見る限りでは、なぜあんな場所に多くの人が住んでいるのかと思うかもしれません。実際に過去に災害も起きてるのに… 多くの人が住んでいるから安心だと思ってしまうのです。もし自分が最初の一件だとしたら誰もあの場所に家を建てようとは思わない。 みんなも住んでるから大丈夫。 業者が造成したんだから… 行政が許可を与えたから… だから大丈夫。目で見て肌で感じた不安よりもそんなことが優先してしまう。 それは災害に限ったことではなく みんなやってるから大丈夫なんだろう みんなが言ってるから正しいのだろう みんながそう思ってるとしたら、この "みんな" ほど当てにならないものはない。何の根拠もなくみんなが思いこんでたことが自然の前でことごとくひっくり返されてゆく。"記録的な"とか"経験したことのない"とかの形容詞を毎年のように聞くが、この記録はどこまでも更新され続けるだろう。 見たこと感じたことを頼りに自分で考えるしかない。 真実は直感でしか掴めない。 #
by michiyuki176
| 2014-08-23 23:31
| 森林
数日ぶりに帰宅してパソコンを開いたら誕生祝いのメールがいっぱいで驚いた。この日は、ほぼ寝たきりになってしまった父親を見舞いに兵庫県たつの市の実家にいた。誕生日のことなどすっかり忘れてたけど、FBの通知を見た人から言われて思い出した。両親と誕生日を過ごすのは中学生のとき以来で、「あんた、いくつになったんや?」と訊いた母とは同じ干支なのでたぶんわかってるはずだが、父の世話で疲れ切った母がこのときはなんとなく嬉しそうに見えた。 7・24という数字がなぜか好きです。つきあいが長いせいだと言えばそれまでだが、梅雨が明けて夏休みが始まる開放感とワクワク感は人を陽気な気分にしてくれる。そんな気がするのはやっぱり僕だけでしょうかね? 十代から二十代前半はいつも旅先でこの日を迎えた。 北海道の無人の駅舎で野宿しながら一人で迎えた夜のこと 離島のキャンプ場でみんなに祝ってもらったこと 大人になって夏休みがなくなると夏の高揚感もなくなり、 今では誕生日は特別な日ではなくなった。だから安曇野に移住した 今になって両親と一緒にこの日を迎えるとは思ってもみなかった。 それにしても…俺の誕生日ってこんなに暑かったかー! 翌朝、帰り際に父にこう言ってやった。 「やっぱり暑いのは苦手や。今度来るのは もう少し涼しくなってからにしてほしい。だからそれまでは頑張ってな!」 言葉には出来ないが意味はわかったようで、少し笑ってずいぶん細くなった手を挙げて答えてくれた。これが父との最後の会話になるかもしれないのに… 年々歳はとるけど少しも成長せんのぉ〜 FBで自動配信される誕生日の通知、そして形だけのおめでとうのメール。 この頼りないネット世界の繋がりを、いつものひねくれた僕ならきっと めんどくさくて、わけわからんと思ったに違いない。 でも今年は素直に少し嬉しく、少しありがたく こんなのがあってもいいのかなーって。 僕も少しは成長してるのか?それとも弱くなってるのか? そんな感じの7・24でした。 #
by michiyuki176
| 2014-07-28 00:22
まずはお詫びです。 メールアドレスの一つがこの半年間オフラインになってました。 HPからの問い合わせや写真の注文も届いてませんでした〜 ショック〜! ご連絡いただいた方々、本当に申し訳ありませんでした。今更ですが少しづつ返信しています。そういえば最近なにも来ないとは思ってたけど、それにしても半年も気づかないとは…マックを新しくしたり、ネットの回線を換えたり、いろいろあるけど一番の原因はこのところ何年もHPの更新をしていないことです。更新したくても出来なくなってしまった。最初プロの方に頼んで作ってもらい、更新のやり方も教えてもらったけど結構めんどくさいし、しばらくやらないと忘れてしまう。なによりあのアルファベットや記号の複雑な画面を見ると目眩がする。ずっと何とかしたいと思ってたけど… 今は自分で簡単にwebサイトをつくれるようになったらしいと聞いて、早速ネットで調べてやってみた。ホームページづくりの敷居が低くなったとか、超簡単!とか書いてますが…もともとパソコン音痴の僕には超簡単ではなく結構悩んでます。そんなわけでこのところパソコンに向き合う時間が長く、鏡を見ると少々やつれ気味か?公開にはまだ少しかかりそうですが、暑くなってきたし、苦手なことは無理をせずぼちぼちやってます。 それではみなさん 暑中お見舞い申し上げます! #
by michiyuki176
| 2014-07-13 10:28
| 安曇野
![]() 信越国境の乙見山峠から新潟県側に1キロほど下ったブナの樹海を見下ろすこの場所。以前から新緑の頃に来てみたいと思っていたが、この時期はまだ冬季通行止めで、車を降りて10キロ以上峠道を歩くことになる。 ![]() ![]() 途中から雨が降り出し、鮮やかさを増す新緑を撮影しながらも余裕で昼前に峠に到着。楽勝!楽勝!やっぱり歩いてると違うなぁ〜 これも冬からのスキー歩きの成果なのですが、体力がついたことを実感し嬉しくなってきます。翌朝、夜明け前にここへ立つために夜は峠のトンネル泊。雨音がBGMのように心地良く響きクセになりそう。 明け方に目が覚めて真っ暗闇からトンネル出口を見ると空が微かに蒼みを帯びてきた。慌ててシュラフから出てこの場所に向かって歩き出した。降り続いてると思っていた雨は夜中にはあがっていたようで星が見えていた。コンクリートの割れ目から滴り落ちる水音の響きが雨音のように聞こえていたのでした。 ![]() ![]() ![]() 蒼く沈んだ森は夜明けとともに刻々と色を変え、新緑の樹海に朝日が差し込むと同時に霧が暴れだす。 どこまでも続く樹海に分け入ってみれば、そこは野鳥が囀り、小猿達がまるで僕の存在などないもののように遊び回る生き物達の楽園 ![]() ![]() 森林整備だ!森づくりだ!と林業の手伝いに励むボランティアの皆さんに一度この場所に立って欲しい。 森は自然の生き物たちの営みがつくりあげたこと 人は森の育成に少しも関与していないこと そして人には森はつくれないことを実感できるはずです。 #
by michiyuki176
| 2014-06-02 23:57
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